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ネット界の座敷童を目指します
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いやね、「世界にバラ撒く金があるならそれをどうして私達に回さないのか」なんていう意見が、来週に迫った参議院選挙に向けて喧しく聞かれるようになったもんでね
ちょいと一言呈したくて

資源なき国、日本

まず、我が日本には資源がありません
そのため、世界各国から資源を買い漁る必要があります
何だ当たり前じゃないかとお思いのそこの貴方、違うんですよ

全然当たり前じゃないんですよこれが

だって考えてみて下さい、そもそも極東のちっぽけな島国ごときが石油下さい・石炭下さい・鉄下さいって言ってみたところで、普通どこもネコババを恐れて売ってくれないんですよ
いやカネならありますって言ったって、日本が発行できる通貨は「円」ですよね?その円に対して信用がなければ、誰も円と引き換えに資源売ってやろうなんて思うわけないんですよ
じゃあ他の信用できる通貨を買えばいい?
どうやって????
何と引き換えに?????
だから日本には資源がないと言ってるでしょ????
本来ならそういう通貨すら買うこともままならないのが、日本という国の現実なのです
それがどうして、カネをポンと出しさえすれば資源だけでなくモノもヒトも得られる国にまで登りつめることが出来たのか?



先述の通り、日本には資源がありません
しかしそのかわり、器用な手先を必要とする高いレベルの工業技術があります
日本は資源を仕入れる代わりに、その資源を用いて世界が目を瞠るほどの高品質な工業製品を世界中に供給しているのです
これを「加工貿易」というのは、多分小学校だか中学校だかの社会科の授業で教わるはずです

しかしこれとて限界があります
海外がこれと同じ品質のモノを作り始めたら、真先に立ち行かなくなるからです
そこで考えます、技術そのものを海外に売ることを
もちろんただ売り付けるのでは反感を買うだけですし、そもそも売りに行けるだけの安全が保証されているかどうかもわからないので、まずは根回しが必要になりますよね?
つまり、

諸外国に金をばらまくのは我々の生活を豊かにするため

これが、我が国がカネをバラ撒く理由の一つです
ぶっちゃけカネに勝る信用はない、豊かな国も貧乏な国も、カネだけは欲しい
あんなに気前良くカネをくれる国なんてそうそうない
しかしその御蔭で我が日本は、どこの土地でも概ね安全に足を踏み入れることが出来る
こんな国、世界中探したってそうそうありません
どこの国行っても「日本人であること」を理由に入国拒否されたなんて聞きませんよね?
普通はどこの国も、得体の知れない国からの人間なんて入れたくありません

「だけど、あの日本からの人なら入れないわけにはいかない、どうぞどうぞ ( ´ー`)つ」

・・・と、なるのです
しかも「相手が日本である」という充分過ぎる理由だけで、相手はモノを売ってくれるようになる
石油も買えます、鉄も買えます、何ならウランも買えます、何でも買えます
日本とは反対に資源はあるのに技術がない国は、資源を世界中に売り捌かないと生きていけなくなりますから、こうして技術はあるのに資源の無い国日本に依存するようになるのです


我々が日本国内で、収入はピーピーながらも何とか様々なモノに、それも豊かに囲まれた生活を送れているのは、皆が忌み嫌っているこのカネのバラ撒きがあるからなのです

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唐突だが、隣の超大国・中国の真の恐ろしさについて語りたい

それは、あの膨大な人口にある
現在は実に13億人

例えばどこかの国と1億人死ぬような戦争やったとする
計算上は12億人は残るが、あくまでも計算なので本当にここまで残るかはわからない
それでも10億人は確実に残るであろう
その間に相手国はどうしても人的にもモノ的にも限界を迎えて消耗することは避けられず、残った12億人からの猛反撃は必至で、疲弊一方の相手国はもう負けの一手しか残されていない
つまり、今の中国を本気で潰すつもりなら、中国以外の全ての国総掛かりで、しかも全軍事力を傾けて潰しに行かないと到底ダメということだ
現状、中国以外の各国(もちろん日本含む)はてんでバラバラで自分の国の利益しか考えていないし、それらの国々を構成する人々もまた自分自身のことしか考えてない
ということで、今の「中国には敵がいない」という、非常に恐ろしい事態に陥っている

今アメリカが、中国に対してあれやこれやイチャモンつけているのはその恐ろしさに気づいているからだと思うが、しかし今のアメリカに中国を軍事的に抑えようとする力もなければ意思もない
あくまでも自国の利益に基づいて文句を言っているだけなので、実は大したことをやっていない
かつての冷戦時代のような「世界の警察」と言う役割を、アメリカはとうの昔に放棄しているのである



翻って日本
残念ながら中国のそうした潜在的脅威に気づいてない、あるいは気づいていながらそれでも中国を持ち上げる勢力が、あまりにも多い
早速沖縄がその脅威に飲み込まれようとしているのに、当の沖縄の支配層たちは諸手を挙げて受け入れようとしている
古今東西、裏切者が侵略者に重用された歴史はない



ところで、自民党が長期独裁云々と相も変わらず騒がれて久しいが、今の日本の状況を骨身に染みて良く知っているのは、皮肉にも長期に渡って独裁を敷いてきた自民党 その人である
故に中国は、表も裏も良く知り尽くしている自民党を恐れて忌避し、代わって長いこと政権を握れないで燻っている野党勢力に秋波を送っている わけだ
現に、先の民主党政権では、見事に彼らを傀儡に変えてしまったことは誰の目にも明らかだった
独裁=悪という図式が成立して長い時間が経過したが、必ずしも独裁は悪ではない
日本みたいに野党があまりにも無能なので結果として独裁に至ってる国もあれば、多民族国家ゆえに中々意見を集約出来ず内戦ばかり続くので仕方なく独裁せざるを得ない国もある
何故独裁が必要なのか、その理由は国の事情によって様々なので、一概に悪と断じることは危険な判断だと思う
そして中国もまた多民族国家ゆえに、中国共産党国家指導部による超独裁体制国家 であることは広く知られている事実であろう
その度合は自民党政権なんかのそれより遥かに独裁的で抑圧的で、例えば死刑なんてためらいもなく実に簡単に執行される
日本のアレな人たちが自民党を指してやれ独裁だなんだと騒いでるのが実に可愛く思えるくらい極めて苛烈なものなのだ



そんな奴らが、あの13億人の頂点に君臨しているわけである

これが脅威でなくて何であろうか

13億人を束ねられるんだから、あと1億2億増えたところで彼らには痛くも痒くもない
逆に戦争起こして1億2億死なせたところで時刻にはまだ10億人残る

彼らの人権意識なんて本当にこんなもの
だから恐ろしいのだ

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プロフィール
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力タカ夕
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1974/08/27
職業:
睡眠障害からのタクドラ復帰
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