ネット界の座敷童を目指します
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今更述べることでもないだろうが、ZUN氏原作の東方Projectが人気である。
当然これら一連のゲーム作品はWindows専用なのでMacでは起動できないが、何とかしてMac上で東方をプレイしたいという需要は意外に多く、ワタクシもそのうちの一人だ。 で、かれこれ1年ほど、CrossOve Macという互換レイヤーを用いてプレイしていたのであるが、今回、1年ぶりの新作である「東方神霊廟 〜 Ten Desires.」が発表された。丁度良い機会なので、Mac+CrossOver Macでの東方シリーズの起動・プレイ方法をまとめてみようと思う。 【使用環境】 マシン:MacBook Pro MA600J/A OS:Mac OS X 10.5.7 CPU:Intel CoreDuo 2.0GHz メモリ:2GB グラボ:ATI RadeonX1600 ビデオメモリ:128MB ※CrossOver Mac v8.0で作成したWindows XP相当のボトル(実行環境)にて起動 CrossOver Macを初回起動したところ。 インストール自体は、CrossOver Mac本体をApplicationフォルダに放りこむだけと非常に簡単。 起動したら「ボトル」と呼ばれるWindows実行環境を構築するだけ。CrossOver Macでは、WindowsOSの各バージョンをエミュレートする「ボトル」を作成する機能が備わっていて、v8.0ではWindows Vista相当まで作成が可能。だが東方をプレイするという目的を考えると、動作が軽いと定評のある(?)Windows XP相当のボトルで作成しておけば良いと思う。 東方シリーズをプレイするためにはまず、CrossOver Macで構築したボトルにDirectXをインストールしなければならない。何故こんなモノが必要なのか我々Macユーザには理解出来ないが、必要なので導入するしか無い。 CrossOver Macメニューバーの「設定」>「アプリケーションのインストール」で表示されるメニューにはすでにDirectXが用意されているので、そこからから一応インストールできるが、どうやらこれは古いバージョンのものであるらしく、最近発表された東方星蓮船・ダブルスポイラー・妖精大戦争、そして今回発表された東方神霊廟は動作しない。そこで、マイクロソフトのHPから最新版のDirectXを改めてダウンロード・インストールする必要が出てくる。 まずはCrossOver Macの「アプリケーションのインストール」から古いDirectXをインストールし、その後さらに最新版DirectXのインストールを試みるのが一番安全だろう。 東方妖々夢。 東方永夜抄。 東方風神録。 これら三作品は起動すればきちんとフルスクリーンプレイができる(未検証だが、恐らく東方紅魔郷・東方花映塚もフルスクリーンプレイが可能と思われる)。 ここで掲載している画像ではウインドウプレイを選択している。ウインドウサイズは640×480だ。こうすれば、例えばブラウザ等で攻略WIkiを確認しながらのプレイやSkypeの使用・メールの確認・TwitterのTL確認など他の作業が可能になる。 ただし、このウインドウプレイをする際には一工夫必要だ。 起動時に「ウインドウ」を選択すると・・・ このように起動した途端Dockに吸い込まれてしまう。 故に必ずDockから出してやらねばならない。これは面倒。 特に東方地霊殿以降では、何故かフルスクリーンでのプレイが不可能になっていて、事実上ウインドウプレイ一択のみになってしまっている。 なので、プレイするたびにいちいちDockから引っ張り出す必要があり、地味にストレスを感じてしまうことだろう。 (↑のように書いたが、これらの東方シリーズでも、実はフルスクリーンでのプレイが不可能ではない。「フルスクリーン」で起動すると一応ディスプレイがフルスクリーン状態に遷移するが、真っ白い画面が出るのみでプレイできない。慌てず⌘+Option+Rでフルスクリーン状態を解除した後、fnキー+F10キーを何度か押せばフルスクリーンでも正常に描画されてプレイが可能になる。だが起動のたびにいちいちこんなことをしていては甚だ面倒なことだろうと思う) これを回避する方法は、CrossOver Macの設定をいじることだ。 メニューバーから「設定」>「ボトルの管理」を選択。 コントロールパネルから「winecfg」を起動。 CrossOver Macの実体である「Wine」の設定画面が現れる。 ここで「画面」タブをクリックすると画像のようになるので、「仮想デスクトップをエミュレートする」にチェックを入れる。すなわちWindows用の仮想的なディスプレイを表示させるようなものと考えればよい。 「デスクトップの大きさ」はとりあえず720×540とした。前に記したとおり、ウインドウプレイ時のウインドウサイズが640×480であるので、それより一回り大きいサイズとしたわけである。それ以上の大きさは、無駄にMacのディスプレイを占有するだけなのでまるで意味が無い。 設定が終わったら「OK」ボタンをクリックして設定画面を閉じる。 この状態で東方風神録を起動。 見事Dockに吸い込まれなかった。 仮想デスクトップの中で東方風神録のウインドウが存在していることが分かるだろうか? 東方地霊殿も同様。 ちなみにこの状態で、敢えて「フルスクリーン」を選択すると・・・ 画像は東方星蓮船だが、このように仮想デスクトップのサイズが強制的に640×480にリサイズされる。 しかしDockに吸い込まれることはなく、このままプレイが可能だ。 だが、640×480というウインドウのサイズは、激しい弾幕の中で精密移動が求められる東方シリーズのプレイにはあまりにも小さすぎる。 残念ながらこれ以上ウインドウを拡大することは出来ない。ならば次に考えるべきはMacのディスプレイの解像度を下げ、相対的にウインドウを拡大することだ。 一つには、メニューバー項目の「ディスプレイ」から「800×600,1670万色」を選択すること。 二つには、「システム環境設定」の「トラックパッド」から「キー操作で拡大縮小」にチェック。 デフォルトでは⌘キーを押しながら二本指でトラックパッドを上になぞることで拡大、下になぞれば縮小させることができる。 デスクトップMacでは、マウスホイールがこの機能を持つ。すなわち⌘キーを押しながらホイールを上に回せば拡大・下に回せば縮小となる。 三つには、これまた「システム環境設定」の、今度は「ユニバーサルアクセス」の「ズーム機能」をONにする。 この状態で、⌘+Option+⌃キーを押すと拡大、⌘+Option+-キーで縮小させることができる。 ダブルスポイラー。 妖精大戦争。 そして最新作、東方神霊廟。 この3つは特に、最新版DirectXが必要になってくる。 なのに東方神霊廟は、最新版DirectXをインストールしても起動できないという報告がちらほら上がっている。大抵は「d3dx9_43.dllが無くて起動できない」というものなので、ここから該当ファイルをダウンロードし、東方神霊廟本体であるth13.exeと同じ階層のフォルダに放りこんでやるとあっさり起動する(→参照)。 CrossOver MacでWindowsアプリケーションをインストールすると、このようにショートカットファイルが作られる。これをDockに登録すると、次回からはこれをクリックするだけでWindowsアプリケーションがCrossOver Macを伴って起動できるようになる。 最後に、代表的な不具合についても述べておこう。 一つは、特に東方風神録以降で顕著だが、キャラクターのセリフやスペルカード名・各作品MusicRoom内の曲名などが透明になってしまい、判読が困難であることだ。 もっとも、セリフは一度プレイしてしまえば後はほとんど読み飛ばす人が多いだろうし、スペカ名や曲名についても攻略Wikiを参照するなどすれば大抵分かる。結果としてほとんど困ることはないだろう。 二つは、ゲームの進行が異常に速くなる場合があることだ。 東方シリーズの場合、フレームレート(単位:fps)が概ね60前後であることが多い。ウインドウモードではこれが大体維持されているが、フルスクリーンモードではプレイ時間の経過と共に60を超えてくることがままあるのだ。 こうなると、まるでビデオの倍速再生の中でプレイしているような状態になり、とてもゲームにならない。 PR
無題
今年中に(MacOSX Lion発売以降に)intelMacを導入する予定で、Windowsアプリケーションの起動に興味がありましたが、中々めんどくさそうですね。
現状、Windowsマシンは持っているので、わざわざMacから起動するメリットは無さそうです。 そんなことよりも、エルグランドのアイコンが凄く気になりますw Re:無題
面倒っちゃ面倒ですけど、WinアプリがWindowsなしに動作するのは感動ものですよ
それによって、Windowsのフォルダ構成にも詳しくなれるという副産物も付いてきますw Winアプリの動作の鍵となるのが「DLL」というファイル群です これが一つでも欠けると、たちどころに動作しなくなるソフトが出てくるというシビアなシロモノで、今回の新作である東方神霊廟のインストール時にはこれに泣かされました 他の作品は問題なく動いたのにねー・・・これがないばっかりに・・・ エルグランド? ああこれはおもちゃ箱ですw 一時的にファイルを貯めておくためのね |
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