ネット界の座敷童を目指します
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その3はこちらから。
今回は短め。 相変わらず札幌駅構内は人が多い。寒い所為なのか、将又暇を持て余しているだけなのか、札幌に限らず都会は何処に足を向けても人が多すぎる。 南口に回ってみた。 時折風花が舞う札幌の空に、ステラプレイスは殊の外映えていた。 北海道新幹線が近い将来ここまで延びると言うが、その時はどう変貌するのだろう。 駅前から大通方面市街地を望む。土曜の正午を回ったこともあって、車通りはさらに増えていた。 赤信号が長い所為かアイスバーンの所為か、車の流れは非常に鈍い。 タクシー乗りとしては、やはり駅前に張り付けているタクシーが気になってしまう。彼らを暫く眺めているうちに入構ルールが分かった。空車は一度ロータリー内を換気塔に沿ってほぼ半周し、待機場には右から4列に詰める格好であるらしかった。 しかしロータリー内は狭い上に待機可能台数も見るからに少なく、すぐに一杯になってしまうことは想像に難くない。恐らく溢れた空車は、駅前に沿う北5条手稲通に伸びて車線を潰し、渋滞を引き起こしてしまうのだろう。 ここ札幌も、横浜と同様に供給過多に陥っているようで、まるでパトカーのような札幌ハイヤー協会の指導車が出ていたが、台数を減らさないことには何の解決にもならない。タクシーを巡る攻防はどこも同じのようである。 次の移動先へ向かうべく、札幌駅構内に戻り、改札をくぐる。 向かいのホームには721系電車が停まっていた。札幌近郊(特に小樽とか新千歳空港とか)を列車で移動する際に良くお世話になる車両の一つである。 見た目は横浜近辺で走ってる東海道線とか横須賀線に似てるが、足の速さと快適さに関してはこちらの方に軍配が上がる。何より、北海道特有の酷寒・豪雪にも耐えられる堅牢な設計で、日々、札幌都市圏を130km/hで駆け回っている。 が、今回は用がないので静かに見送ることにした。 用があるのはこちら。「スーパーおおぞら9号」釧路行き。 前日乗った「スーパー北斗」と似た列車であるが、前者は281系、こちらは283系である。ともに凍てつく北の大地を130km/hで駆けることに変わりはない。 発車して30分もしないうちに、白雪に覆われた原生林帯に突入した。 基本的に、北海道内の都市と都市の間には、鬱蒼と茂る原生林や茫漠たる原野のみがこうして広がっている。突然都市が終わり、突然都市が始まる。北海道の車窓からはそんなメリハリある光景が繰り広げられる。 石勝高原の真っ直中、占冠村のはずれにあるトマム駅で対向車両との行き違い待ち。 反対側のホームでは、スキーやスノボを抱えた行楽客が、札幌行きの特急列車を待っていた。 長い長い新狩勝トンネルを抜け、十勝入りする。もっともここにも用はないので、素通りするだけ。 道内二日目の太陽が、早くも日高山嶺の稜線に隠れようとしていた。 豚丼と十勝スイーツで有名な帯広市街を高架で通過し…… すっかり薄暗くなった雪原を抜け、釧路駅に着いた頃にはもう真っ暗であった。札幌から3時間50分。道東は遠い。 それにしても夜の釧路は猛烈に寒かった。少しも歩いていられない。早々に予約してあった駅近くのホテルに逃げ込み、この日は終了。 次回に続く。 PR |
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