忍者ブログ
ネット界の座敷童を目指します
[189] [171] [160] [119] [118] [117] [116] [115] [114] [79] [78]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

その3はこちらから。
 今回は短め。


 相変わらず札幌駅構内は人が多い。寒い所為なのか、将又暇を持て余しているだけなのか、札幌に限らず都会は何処に足を向けても人が多すぎる。

拍手[0回]




 南口に回ってみた。
 時折風花が舞う札幌の空に、ステラプレイスは殊の外映えていた。
 北海道新幹線が近い将来ここまで延びると言うが、その時はどう変貌するのだろう。


 駅前から大通方面市街地を望む。土曜の正午を回ったこともあって、車通りはさらに増えていた。
 赤信号が長い所為かアイスバーンの所為か、車の流れは非常に鈍い。


 タクシー乗りとしては、やはり駅前に張り付けているタクシーが気になってしまう。彼らを暫く眺めているうちに入構ルールが分かった。空車は一度ロータリー内を換気塔に沿ってほぼ半周し、待機場には右から4列に詰める格好であるらしかった。
 しかしロータリー内は狭い上に待機可能台数も見るからに少なく、すぐに一杯になってしまうことは想像に難くない。恐らく溢れた空車は、駅前に沿う北5条手稲通に伸びて車線を潰し、渋滞を引き起こしてしまうのだろう。
 ここ札幌も、横浜と同様に供給過多に陥っているようで、まるでパトカーのような札幌ハイヤー協会の指導車が出ていたが、台数を減らさないことには何の解決にもならない。タクシーを巡る攻防はどこも同じのようである。

 次の移動先へ向かうべく、札幌駅構内に戻り、改札をくぐる。


 向かいのホームには721系電車が停まっていた。札幌近郊(特に小樽とか新千歳空港とか)を列車で移動する際に良くお世話になる車両の一つである。
 見た目は横浜近辺で走ってる東海道線とか横須賀線に似てるが、足の速さと快適さに関してはこちらの方に軍配が上がる。何より、北海道特有の酷寒・豪雪にも耐えられる堅牢な設計で、日々、札幌都市圏を130km/hで駆け回っている。
 が、今回は用がないので静かに見送ることにした。


 用があるのはこちら。「スーパーおおぞら9号」釧路行き。
 前日乗った「スーパー北斗」と似た列車であるが、前者は281系、こちらは283系である。ともに凍てつく北の大地を130km/hで駆けることに変わりはない。
 発車して30分もしないうちに、白雪に覆われた原生林帯に突入した。
 基本的に、北海道内の都市と都市の間には、鬱蒼と茂る原生林や茫漠たる原野のみがこうして広がっている。突然都市が終わり、突然都市が始まる。北海道の車窓からはそんなメリハリある光景が繰り広げられる。


 石勝高原の真っ直中、占冠村のはずれにあるトマム駅で対向車両との行き違い待ち。
 反対側のホームでは、スキーやスノボを抱えた行楽客が、札幌行きの特急列車を待っていた。


 長い長い新狩勝トンネルを抜け、十勝入りする。もっともここにも用はないので、素通りするだけ。
 道内二日目の太陽が、早くも日高山嶺の稜線に隠れようとしていた。


 豚丼と十勝スイーツで有名な帯広市街を高架で通過し……


 すっかり薄暗くなった雪原を抜け、釧路駅に着いた頃にはもう真っ暗であった。札幌から3時間50分。道東は遠い。
 それにしても夜の釧路は猛烈に寒かった。少しも歩いていられない。早々に予約してあった駅近くのホテルに逃げ込み、この日は終了。

 次回に続く。
PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
プロフィール
HN:
力タカ夕
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1974/08/27
職業:
睡眠障害からのタクドラ復帰
自己紹介:
更新日カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カウンター
目指せ100000Hits。

アクセスカウンター
アクセスカウンター
アクセスカウンター
広告
広告
広告
広告
広告
広告
広告
広告
広告
広告